Webで先輩訪問~未来の私に会いに行こう~


一口に『介護の仕事』と言っても、最近では色々な種類や形態のものがあって、実際に働いているイメージが掴みにくいのが現状ではないでしょうか?

デイサービス一つとってみてもも、半日利用型・一日利用型、リハ型、生活型等々、色んなメニュー、活動形態があり、そこで働くスタッフの働き方も様々。

 

そんな中でアイサポートのデイサービスでは、どんな一日を過ごし、スタッフはどんな感じで働いているのか?今回は『隣』で働いている先輩を訪問してみます。

今回訪問する先輩は「この人」


【先輩プロフィール】

 

白水 織絵さん(入職4年目)

職種:管理者兼生活相談員【あきずデイサービス村野隣】

自身の祖父の介護を経験した中で、住み慣れた場所、地域で家族とともに自分らしく過ごせる環境の必要性を感じる。

一人一人に向き合う介護に共感し、入社。


一人一人に向き合う時間を大事にしたケア


玄関で向き合っている図
玄関で向き合っている図

白水さんは、中途入社されたそうですね?

はい。福祉系の大学を卒業後、養護老人ホームで働いていたのですが、祖父の介護のため一旦退職し、再就職したのが『隣』だったんです。

 

なるほど。でも、数ある事業所の中から『隣』を選んだ決め手は何でしたか?

祖父の介護を経験する中で、住んでいる地域にその人が落ち着いて生活できる環境が必要だな、と強く感じました。

梅干し作り
梅干し作り

小規模デイは地域でのそういうニーズに応えれる存在だと感じました。その中で、「一人一人に向き合う介護」を運営の基本に掲げていた『隣』(アイサポート)に魅力を感じたんです。

 

一日のスタッフの働き方とケアの内容を教えてください。

先ず、出勤してから午前中の流れは、利用者さんの送迎(迎え)、入浴介助、レクリエーション等を行っています。

 

入浴介助は、基本的に1対1の介助が基本です。身体の保清も大きな目的と思うのですが、1対1だからこそ、そこでしか話せないことをお互い話し合ったり、利用者さんとの関係を深めていける場として、私は大切な時間だと感じています。

レクリエーションについては、各利用者さんの状態に合わせて提案するよう心掛けていますね。『隣』はご自宅での生活の延長のような「生活型」のデイといえます。ですので、家庭の中で担ってきた役割を見出すようにしています。

昼食の用意や掃除、洗濯等々。ご自宅でできなくなった役割もスタッフの少しのお手伝いで、担えるようになるんです。担ってきた役割や習慣は、確実に自分の中に残っていて、それを発揮できる場さえあれば、内にある力と共に元気や活力を引き出すことができると実感しています。

勿論、年中行事やイベントを開催することもありますが、基本的にはその日その日の利用者さんと共にデイでの生活を組み立てていっているという感覚です。

 

 


プチ懐石風
プチ懐石風
畑で作業
畑で作業

午後からの動きは、どんな感じですか?

昼食を取って、後片付け、利用者さんのお手伝い(レク・午睡・お手洗い等)、ケース記録、送迎という流れです。

勿論、一応の流れであって基本的には利用者さんに合わせます。

 

先ず、昼食。一汁三菜を基本として、調理スタッフが完全手作り。介護スタッフも調理スタッフも連携し、利用者さんの「○○を食べたい」の希望に応えるように工夫してます。

手作りなので、その日の体調や畑の野菜の収穫に合わせて料理を作っています。

食事は、利用者さんとスタッフが共に食卓を囲みます。

 

食後は、利用者さんと後片付けをしたり、洗濯もの干したり、また午睡される方のお手伝いをしたり、お手洗いのお手伝いをしたり、クラフト・手作りのレクをしたり、散歩に出たり、畑で作業したり、とやはり午前と同様その日その人に合わせて動きを変えていきますね。

 

最後に利用者さんを自宅に送り届け、事業所の掃除をし、引き継ぎを行って、業務終了、お疲れ様という感じです。


自分一人ではできない介護を仲間と一緒に実現


庭でBBQ
庭でBBQ

この職場で働いていて、学べること、また、遣り甲斐を感じる時はどんな時ですか?

この職場で働いて学べたことは、今この瞬間を大事にして利用者さんに関わることの重要性です。ここでは、利用者さんとの距離がとても近い分、自分の行った良い関わりも、あまり良くなかった関わりも、相手の反応をダイレクトに受け取ることができます。

自分のやっている仕事の意味も、その反応を見るにつけ、ダイレクトに感じることができます。当然、良い反応を受けた時が最も遣り甲斐を感じます。半面、自分の関わりがあまりよくなかった結果、利用者さんが混乱したりした場合は落ち込む事もあります。

 

共に働くスタッフ間の関係性はいかがですか?

 

単刀直入に言うと、ここはスタッフ皆仲良く、チームワークも良い、と私は感じています。個人的には、周りのスタッフに助けられている部分も大きいと感じています。

認知症の方へのケア等介入が困難な状況であっても、スタッフ間での検討の中で、表現の仕方・物事の捉え方を変え、視野を広くもつことができ、結果状況の改善に結びつくことが日々多くあります。スタッフ間に垣根がなく、いつでも意見や情報を気軽に交換できる関係であることは、働く自分にとっては、非常に快適であり、その事自体がモチベーションの維持に役立っていると感じますね。

 


最後に、このHPを見ている皆さんへメッセージ

求職中の皆さんへ

最後まで読んでいただいてありがとうございます。この職場での仕事は、決して楽なだけの仕事ではありませんが、幸せを感じれる瞬間や感動がたくさんある現場だと感じています。

我々と一緒に、利用者さんやご家族が快適に心安く居られる環境づくりを目指していきませんか?

私達と楽しみながら、明るい現場で一緒に働いてくださる方をお待ちしています。

白水 織絵