看護師が病気や障害をもった方のご自宅を訪問し、病状や療養生活を専門的な目で見守り、適切な判断に基づいたケアとアドバイスを行い、在宅での療養生活が送れるように支援するサービスです。

 病状が重たく、医療処置が必要な方だけが対象ではありません。

病状が安定しているけど、先の不安が大きいと思われている方の療養相談も訪問看護の大きな役割です。

・病状の観察

　介護方法の指導他、病気や障害の状態、血圧、体温、脈拍などのチェック。

・療養上のお世話

　身体の清拭、洗髪、入浴介助、爪切りなどの清潔援助。

　食事、排泄などの介助・指導。

・医師の指示に基づく医療処置

　点滴、インスリン注射、吸引、経管栄養、ストマ、バルーンカテーテル、腹膜透析など在

　宅で行われる医療処置全般の実施・管理・指導。

　在宅酸素、人工呼吸器など医療機器の管理。

　薬の管理、指導。

・在宅でのリハビリテーション

　拘縮予防や機能回復、嚥下訓練など。

　低栄養や運動機能低下を予防するアドバイス。

　生活環境の整備、福祉用具利用相談。

・認知症のケア

　生活リズムの調整、個性を尊重し快適な生活が過ごせるよう事故防止の工夫、介護相談等

・床ずれの予防・処置

　床ずれ防止の工夫や指導、床ずれの処置。

・ターミナルケア

　がん末期や終末期でもご自宅で過ごせるよう、症状の緩和、心理面の支援、ご自宅での看

　取りなど適切な支援。

・ご家族への介護相談・支援・指導

　介護方法の指導他、様々な相談対応。

あてはまったら、ぜひご相談下さい。

 ＊＊＊　日常生活　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　食事　□食事摂取量が少なくなってきた　　　排泄　　□便秘がある

　　　　□水分摂取量が少ない　　　　　　　　　　　　□頻回にトイレに行く

　　　　□むせることが多い

　清潔　□1人での入浴が困難（1人での入浴が怖い、自信がない）

　　　　□口腔内の清潔保持が困難　　　　　　　　　　　　　　　など

＊＊＊　　服薬　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　□決められたように服用できない

　□薬のことがよくわからず、自分の判断で服用を中止している　　など

＊＊＊　医療処置　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　□点滴　　　　　　　　　　　　　　　　　□インスリン注射、血糖測定

　□ストマ（人工肛門・人工膀胱）　　　　　□中心静脈栄養

　□在宅酸素　　　　　　　　　　　　　　　□腹膜透析

　□疼痛管理　　　　　　　　　　　　　　　□バルーンカテーテル留置、導尿

　□経管栄養　　　　　　　　　　　　　　　□創部や床ずれの処置

　□人工呼吸器　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　など

＊＊＊　リハビリ　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　□継続してリハビリが必要　　　　　　　　□筋力が落ちている、動きが悪くなった

　□寝たきりである　　　　　　　　　　　　□転倒を繰り返している

　□福祉用具の利用や住環境の調整が必要　　　　　　　　　　　　など

＊＊＊　その他　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　□在宅療養に対するご本人、ご家族の不安がある

　□病状が安定せず入退院を繰り返している

　□終末期を自宅で過ごしたいと希望している

　□病気に対する理解ができていない　　　　　　　　　　　　　　など

制度上、わかりにくいことが多いため、先ずは弊所にお気軽にお問合せ頂くか、ケアマネージャーがいらっしゃる場合は担当ケアマネージャーに。また、担当のケアマネージャーがいらっしゃらない場合は、「あきず訪問看護ステーション」または「あきず介護相談所」までお気軽にお問合せ下さいませ。

訪問看護は医療保険・介護保険を利用してサービスを受けることができ、どちらでサービスを受ける場合もかかりつけ医の指示書が必要となります。疾患や年齢、介護認定の有無等で利用する保険が違います。

介護保険利用の場合　

他の居宅サービス（訪問介護、デイサービスなど）と同様に費用の1割もしくは2割を負担

医療保険利用の場合

1～3割負担

年齢や収入額、ご利用の保険の種類、疾患の種類や状態でご負担額は一定ではありません。

実費負担となるサービスもあります。費用についてはお問合せ下さい。

あきずグループは、関わる方1人ひとりと真摯に丁寧に向き合い、「繋がりと関わり」を最優先にするケアを目指しています。

私たちは、利用者さまの視点に立ち、専門的な知識と技術を基に、身近な頼れるパートナーでありたいと考えています。そして、利用者さま・ご家族と私たちとの関わりが、利用者さま・ご家族の安心で快適な在宅生活の継続につながることが願いです。

訪問看護だからできること、訪問看護にしかできないこと・・・

私たちが地域で皆様の生活を支える一員でいれることを誇りに、今日もあたたかいケアをお届けにまいります。