春爛漫

春ですねぇ~。先日、あきず近くのお寺さんに花見に行ってまいりました。満開の桜・・・。四季のわびさびを感じ、日本人に生まれてよかったと感じるひと時です。 


僕は海外で1年仕事をしていた経験がありますが、そこは年中温暖な気候で四季の変化が殆どないところなんですね。その時、気候はその土地に住む人のパーソナリティにも影響を与えると感じました。非常に温暖なため、人々は概して朗らかな印象を受けましたし、自分自身も日が増すごとにそういう風に変化していることに気づきました。

 

ただ、季節の移ろいを感じるわびさびの心はなかったと感じます。暑い夏があって、木枯らし吹く秋があり、厳しい冬を越した後にやってくる穏やかな春。

 

そこで醸成されるのが日本人のわびさびなのかなあ、なんて思ったりします。

手作り花見弁当
手作り花見弁当

 

 

 

そんな僕の話はどうでもいいとして、花見と言えばやはり花見弁当です。朝から厨房はひっくり返ってたらしく、調理スタッフは殺気を帯びておりました。

「酒はまだかぁ」の声
「酒はまだかぁ」の声

梶井基次郎は桜の見事なまでの美しさに「桜の木の下には屍体が埋まっている」と詩の一節で詠っていましたが、確かにその美しさには妖艶な感さえ窺えます・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕はその日、桜の木の下に犬のウンコを見つけたのでした。