ロダン講③

 うつぼの回答です。

 

 

ネット上で、そして電話で、そして直接会って様々な回答をありがとうございました。

 

しかし、残念ながら正解者はいなかったため、優勝賞品の『JTBで行くパキスタン7日間の旅』はキャリーオーバーとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は「水槽の中に別の野生のうつぼを入れる」でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学習していない、教育されていないうつぼは餌を見ると猛然と食らいつくのです。その姿を見た教育された、学習したうつぼは「あっ、食べていいんだ」ということになり、以前のように獰猛に餌に食らいつくようになるそうです。

 

サーカスの象でも同じですよね。小さいころに暴れて逃げ出さないように足に鉄球をつけられる。そして成長し、小さな鉄球なんてものともせずに逃げ出せるのに、決して逃げ出そうとはしないのです。

 

 

そして人間も同じです。今までの人生で経験したことで既成概念が生まれ、自分の能力や可能性を自分で限定してしまう。でも、本当は死ぬ気になれば何でもできるんです。

 

 

 

 

 

 

『ともに死するをもって、心となす。勝ちはその中にあり。必死、すなわち生くるなり。』

 

 

 

 

 

 

 

 

この事業に真摯な姿勢で向き合おうとしている方々の不安を僕は「野生のうつぼ」として、解消させていただけているか?

 

その人の姿勢が真摯であればあるほど、僕は毎回反省し、自分の姿勢を見直すようにしています。

 

 

 

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    キムキム (土曜日, 30 7月 2011 23:28)

    さすが剣の道を歩んでこられた浜村淳様のお言葉、心に沁み入ります。
    私も浜村様同様、現代に残る数少ない武士の一人と自負していますが、
    私の師匠である剛田武(世間からはジャイアンなどと呼ばれることもあります)の「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」、こちらの方で人生を乗り切ります。

    次回更新を楽しみにしています。 次は絶対正解するぞ~